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紅白けん玉2023の16番失敗はなぜ?判定訂正の経緯と2024・2025年の記録を徹底解説

望月 花音 望月 花音 • 更新: • 公開: • 読了約 17 分
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2023年12月31日に放送された「第74回NHK紅白歌合戦」で、三山ひろしが挑戦した128人連続けん玉チャレンジ。一度はギネス世界記録の達成が認められたものの、放送中に判定が覆り、16番の挑戦者の失敗によって記録達成ならずとなりました。成功の歓声から一転して失敗が発表された異例の展開は、SNSでも大きな話題になりました。

その後、三山ひろしは2024年に128人での再挑戦を成功させ、2025年には129人連続成功という新記録を達成しています。2026年10月現在、紅白けん玉2023の失敗はどのように発覚したのか、ギネス世界記録の認定が取り消された理由は何だったのか、歴代の成功・失敗とその後の展開を、当時の報道や公式記録をもとに整理します。

【紅白けん玉2023】16番の失敗でギネス記録が取り消された真相

紅白けん玉2023

2023年の紅白けん玉チャレンジは、演歌歌手・三山ひろしの歌唱曲「どんこ坂~第7回けん玉世界記録への道~」に合わせて実施されました。目標は、128人が連続してけん玉の玉を大皿で受けること。前年の127人という記録を上回る挑戦でした。

ところが、成功までの道のりは一筋縄ではいきませんでした。最初の挑戦では、3人目を担当したお笑いトリオ・パンサーの尾形貴弘が失敗。当時の番組特別ルールでは、10人目までに失敗した場合、1度だけ最初からやり直すことができました。そのため、尾形の失敗後に挑戦はリスタートしています。

問題が起きたのは、やり直した後の挑戦でした。2度目は順調に進み、128人目の三山もけん玉を成功させました。会場では歓声が上がり、ギネス世界記録の公式認定員も達成を認めたため、いったんは記録更新が成立したかに見えました。

しかし、挑戦中の16番の動作について、玉が落ちたのではないかという疑問が浮上します。スポニチや日刊スポーツなどの当日報道によると、映像を確認するために現場で協議が行われ、ギネス世界記録の公式Xも、いったん投稿した祝福の内容を取り下げて再確認する旨を伝えました。

その後、三山の歌唱終了から約50分後、NHKの高瀬耕造アナウンサーが番組内で、映像を改めて確認した結果、失敗していたと説明しました。こうして、先に出された成功判定は正式に訂正され、128人連続成功の記録は成立しませんでした。

ここで押さえておきたいのは、三山自身が最後に失敗したわけではないという点です。三山は128人目として成功していましたが、連続成功の途中で失敗があれば、最後の挑戦者が成功しても記録は成立しません。2023年の問題は、16番の失敗そのものに加え、その失敗を初回の審査で見抜けなかったことにありました。

【判定ミスの経緯】なぜ一度認定されたギネス世界記録が覆ったのか

2023年の騒動を理解するには、技術上の失敗と、審査上のミスを分けて考える必要があります。

技術上の問題は、16番の挑戦で連続成功が途切れていたことです。生放送では挑戦者が次々に技を決め、最後の三山まで進行しましたが、映像を見直した結果、16番の動作は成功として扱えないと判断されました。

一方、審査上の問題は、現場の認定員が最初の判定で失敗を見落としたことです。ギネス世界記録側は、公式Xで今回の挑戦について「審査時の確認ミス」により混乱を招いたとして謝罪し、再発防止に努める旨を表明しました。

つまり、記録の取り消しは、後からルールが変更されたためではありません。当初の判定が、映像を再確認した結果、実際の挑戦内容と一致していないと判明したためです。

また、「16番が失敗したのに、なぜ三山まで続けられたのか」という疑問もあります。挑戦は、連続成功を前提に進行していました。途中の失敗がその場で認識されなかったため、そのまま最後まで進んでしまったのです。これは、失敗が許容されたという意味ではありません。

紅白けん玉2023の教訓は、記録挑戦では、最後の成功だけでなく、途中の全員の動作が成立していることを確認しなければならないという点です。生放送の盛り上がりと、世界記録としての正式な認定は、同じものではありません。

【歴代記録一覧】紅白けん玉の成功人数と失敗回数を比較

三山ひろしの紅白けん玉チャレンジは、2017年に始まりました。毎年、参加人数を増やしながら連続成功の世界記録に挑戦してきた企画です。スポニチの過去の出場記録や、けん玉情報サイトGLOKENの歴代まとめ、日刊スポーツの2025年報道などを整理すると、2023年の失敗が初めての挫折ではなかったことが分かります。

以下は、2017年から2025年までの9回の挑戦をまとめたものです。

開催年 挑戦人数 結果
2017年 124人 失敗
2018年 124人 成功
2019年 125人 失敗
2020年 125人 成功
2021年 126人 成功
2022年 127人 成功
2023年 128人 失敗・16番で失敗判定
2024年 128人 成功
2025年 129人 成功・世界記録更新

2025年の挑戦前に報じられた過去8回の成績は、成功5回、失敗3回でした。そこに2025年の成功が加わり、2017年から2025年までの9回では、成功6回、失敗3回となります。

注目すべきなのは、2023年の128人という数字が、そのまま正式な世界記録になったわけではないことです。128人が挑戦に参加した事実と、128人連続成功という記録が認められることは別です。2024年に128人で成功したことで、初めて128人の記録が成立しました。

また、2023年の失敗を「三山ひろしのけん玉が失敗した」とだけ説明すると、経緯を正確に捉えられません。挑戦者全員で記録をつなぐ形式だからこそ、途中の1人の失敗が全体の結果を左右したのです。

【ルールと仕組み】128人連続けん玉チャレンジは何が難しいのか

紅白けん玉チャレンジのギネス世界記録の種目は、英語では「Longest line of people catching a kendama ball consecutively」と表記されます。日本語では「連続してけん玉をキャッチした人の最も長い列」に相当する記録です。

基本的な仕組みは、参加者が順番にけん玉を操作し、玉を大皿で受ける動作を連続して成功させるというものです。参加人数が増えるほど、全員が失敗せずに技をつなぐ難度も上がります。128人の場合、誰か1人でも失敗すれば、その一連の挑戦は連続成功として成立しません。

2023年の番組では、10人目までに失敗した場合に1度だけやり直せる特別ルールが設けられていました。実際、最初の挑戦で尾形貴弘が失敗した際には、このルールが適用されています。ただし、これは番組内の挑戦を進めるための特別ルールであり、再挑戦後の連続成功に失敗があっても記録が認められる、という意味ではありません。

難しさを生む要因は、単純な技術だけではありません。参加者には、けん玉の熟練者だけでなく、歌手やタレントなど、普段から競技としてけん玉を練習しているとは限らない人も含まれます。生放送の緊張、周囲の動きに合わせる必要性、失敗できないという心理的な負荷も重なります。

三山ひろしは、けん玉四段の腕前を持ち、紅白の企画を長年支えてきました。2025年のリハーサル報道では、膝を使って玉を上げ、膝を使って受ける動きの重要性にも触れています。けん玉は腕先だけで操作するのではなく、身体全体のリズムと動作を合わせることが成功のポイントになります。

ただし、参加者全員が練習を重ねていても、記録達成が保証されるわけではありません。2023年のように、最初の審査で見落としが起きれば、技術とは別の問題で結果が混乱することもあります。参加人数の多さだけでなく、審査の正確さまで含めて成立する企画なのです。

【2024年・2025年】三山ひろしはリベンジ成功、129人の新記録へ

2023年の騒動を受け、翌2024年の第75回NHK紅白歌合戦では、三山ひろしが再び128人でのけん玉チャレンジに挑みました。今回は最後まで連続成功をつなぎ、ギネス世界記録の更新に成功。前年の悔しさを晴らす結果となりました。

2024年の挑戦では、前年の失敗を経験した挑戦者も参加したと報じられています。前年に記録を逃した人数と同じ128人で再び挑み、成功させたことは、単なる数字の更新以上に、企画の継続性という面でも注目を集めました。

さらに2025年12月31日の第76回NHK紅白歌合戦では、参加人数を前年より1人増やした129人で挑戦しました。三山ひろしが歌唱したのは「酒灯り~第9回けん玉世界記録への道~」。有吉弘行、新浜レオン、DJ KOOらも参加し、最後は129人目の三山が成功を決めました。

ギネス世界記録の公式サイトにも、2025年12月31日に東京都渋谷区のNHK紅白歌合戦の会場で、三山ひろし、Zoomadanke、けん玉ヒーローズが129人の連続成功を達成した記録が掲載されています。2023年に一度は認定されながら取り消された128人の挑戦とは異なり、2025年の129人は公式に確認できる世界記録です。

この流れを整理すると、2023年は128人で挑戦したものの失敗、2024年は同じ128人で成功、2025年は129人で成功という3年間になります。失敗を経て人数を減らすのではなく、まず同じ人数で成功を取り戻し、翌年にさらに1人増やすという段階的な進展が見られました。

紅白けん玉2024のリベンジ成功と2025年の記録更新は、2023年の騒動が企画そのものの終わりにはならなかったことを示しています。一方で、過去の失敗を繰り返さないためには、挑戦者の練習だけでなく、判定を正確に行う仕組みも欠かせません。

【SNSの評判と反応】16番への同情、判定への疑問、企画への賛否

2023年の紅白けん玉チャレンジでは、成功発表後に失敗へと訂正されたことから、SNSで大きな反応が起きました。日刊スポーツなどの報道によると、「けん玉失敗」という関連語がトレンド入りし、16番の失敗を指摘する声だけでなく、挑戦者を過度に責めないよう求める反応や、審査のあり方を疑問視する声も広がりました。

この反応には、少なくとも3つの論点がありました。

1つ目は、映像を見ていた視聴者が判定の不一致に気づいたことです。生放送で成功と発表された一方、視聴者の目には16番の動作が失敗に見えたため、認定の妥当性を疑う声が出ました。最終的に判定が訂正されたことで、視聴者が抱いた疑問は、単なる見間違いではなかったことになります。

2つ目は、16番の挑戦者に対する同情です。128人でつなぐ企画では、失敗した1人に責任が集中しやすくなります。しかし、挑戦者は生放送という緊張感のある場で技を披露しています。失敗を指摘することと、個人を攻撃することは別問題です。SNS上では、挑戦者の精神的な負担を心配する反応も報じられました。

3つ目は、けん玉企画そのものへの賛否です。2024年の紅白でも、けん玉やドミノなどの演出が歌唱を引き立てるのか、あるいは歌に集中しにくくするのかという議論が報じられています。記録達成の緊張感を楽しむ視聴者がいる一方、歌手のパフォーマンスを中心に見たいという視聴者もいます。

このように、紅白けん玉の評判は、単純に「面白い」「つまらない」の二択ではありません。大人数が一体となる達成感を評価する声と、歌番組としての演出バランスを重視する声が共存しています。

2023年の騒動で特に重要なのは、16番だけを失敗の責任者として扱わないことです。記録が成立するかどうかは、参加者の技術に加え、審査の正確さや番組の進行にも左右されます。ギネス世界記録側が審査時の確認ミスを謝罪した事実は、問題を個人の失敗だけに還元できないことを示しています。

【2026年最新】三山ひろしのけん玉企画は現在どうなっている?

2026年10月26日時点で、直近の紅白けん玉世界記録は、2025年12月31日に達成された129人連続成功です。ギネス世界記録の公式記録ページにも129人という人数が掲載されており、2023年の128人挑戦がそのまま正式記録になったわけではないことも確認できます。

2026年の大みそかの本番はこれからです。そのため、2026年版の参加人数や歌唱曲、記録更新の成否を、すでに決まった結果として語ることはできません。今後の企画内容は、NHKの紅白関連発表や三山ひろしの公式発信、ギネス世界記録の公表を確認する必要があります。

三山ひろしにとって、けん玉は紅白の一時的な余興にとどまりません。2017年から継続して挑戦し、失敗も成功も経験しながら、参加人数を段階的に増やしてきました。2023年の「どんこ坂~第7回けん玉世界記録への道~」で起きた判定訂正は、企画の歴史に残る出来事となりましたが、その翌年には128人で成功し、2025年には129人という新記録につながっています。

2026年の企画を追う際に見るべき要点は、人数だけではありません。第一に、何人で挑戦するのか。第二に、過去の失敗を踏まえた審査体制がどのように運用されるのか。第三に、歌唱とけん玉の演出がどのように組み合わされるのか。この3点を押さえると、単なる記録更新のニュース以上に、企画の変化を理解できます。

【紅白けん玉2023】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:紅白けん玉2023の16番は本当に失敗したのですか?
A1:はい。2023年12月31日の放送では一度成功と認定されましたが、映像を再確認した結果、失敗だったとNHKが番組内で訂正しました。ギネス世界記録側も審査時の確認ミスについて謝罪しています。

Q2:なぜギネス世界記録の認定が取り消されたのですか?
A2:128人連続成功という記録の途中で16番の失敗が確認されたためです。連続成功の条件を満たしていなかったことから、最初の成功判定が覆り、2023年の挑戦は達成ならずとなりました。

Q3:三山ひろしは2024年にリベンジできましたか?
A3:はい。2024年の第75回NHK紅白歌合戦では、128人でのけん玉チャレンジを成功させました。さらに2025年には129人で成功し、ギネス世界記録を更新しています。

Q4:紅白けん玉の歴代成績は、成功と失敗が何回ずつですか?
A4:2017年から2025年までの9回では、成功6回、失敗3回です。2023年は失敗、2024年は128人で成功、2025年は129人で成功という結果でした。

Q5:2026年の紅白けん玉は何人で挑戦しますか?
A5:2026年10月26日時点では、本番の挑戦人数や成否はまだ確定した結果として確認できません。直近の公式記録は、2025年12月31日に達成した129人連続成功です。

紅白けん玉2023の騒動は、128人連続成功という大きな目標を達成したかに見えた瞬間から、16番の失敗が発覚し、ギネス世界記録の判定が覆るという異例の展開でした。原因は、途中で連続成功が途切れていたことと、最初の審査でその失敗を確認できなかったことにあります。

その後、三山ひろしは2024年に128人でリベンジを果たし、2025年には129人連続成功を達成しました。2023年の失敗だけを切り取ると、挑戦は挫折に終わったように見えます。しかし、歴代の成績を追うと、失敗を経験しながらも挑戦を継続し、正式な記録更新につなげてきた過程が見えてきます。

【プロの結論】この企画を評価するうえで大切なのは、人数の多さだけを記録の価値と考えないことです。連続成功という競技条件、参加者全員の技術、審査の正確性、そして視聴者に伝わる演出がそろって初めて、記録としての信頼性が保たれます。

2026年に紅白けん玉の新たな挑戦が行われる場合も、注目すべきは単なる「何人達成したか」だけではありません。2023年の判定訂正を経て、2024年の成功、2025年の129人記録更新へと続いた歴史を踏まえ、挑戦の結果と審査の透明性をあわせて見届けることが、紅白けん玉を正しく理解するための判断基準になります。

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