ホーム スポーツ 大リーグホームランランキング2026最新!45本の頂上決戦と日本人選手の成績を徹底解説

大リーグホームランランキング2026最新!45本の頂上決戦と日本人選手の成績を徹底解説

朝霧 千花 朝霧 千花 • 更新: • 公開: • 読了約 17 分
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2026年の大リーグホームランランキングは、カイル・シュワーバーとピート・クロウ=アームストロングがともに45本塁打を記録し、シーズンの本塁打王争いを盛り上げた。3位には43本のピート・アロンソが続き、42本のヨルダン・アルバレス、ジュニア・カミネロも上位に食い込んだ。日本人打者では村上宗隆が35本、岡本和真が33本、大谷翔平が30本を記録。2026年のレギュラーシーズンは、長打力を武器にする強打者たちと、MLBに挑戦した日本人選手の実力を比較するうえでも見どころの多いシーズンとなった。

一方、本塁打数だけでは打者の貢献度を十分に評価できない。シュワーバーとクロウ=アームストロングは同じ45本でも打点や走塁成績が異なり、43本のアロンソは両者を上回る打点を記録した。バリー・ボンズが2001年に樹立したシーズン73本塁打、通算762本塁打という歴史的記録と照らし合わせながら、2026年の最新ホームラン数、打点との関係、飛距離や打球速度まで整理する。

【大リーグホームランランキング2026】45本で並んだ首位争いの全貌

大リーグホームラン

2026年のMLB本塁打王争いは、シュワーバーとクロウ=アームストロングが45本で並ぶ展開となった。MLB公式の打撃成績とBaseball-Referenceのレギュラーシーズン集計では、アロンソが43本で3位、アルバレスとカミネロが42本で続く。シーズン終了時点で、上位5人が42本以上を記録した。

首位に並んだ2人は、同じ本塁打数でも打撃スタイルが大きく異なる。フィラデルフィア・フィリーズのシュワーバーは、強烈な長打力を最大の武器とする指名打者だ。2026年は156試合で45本塁打、97打点、220三振を記録した。135安打に対して本塁打45本という数字からも、長打に特化した打撃の特徴が読み取れる。

一方、シカゴ・カブスのクロウ=アームストロングは、162試合に出場して45本塁打、107打点をマーク。さらに41盗塁を記録し、外野守備や走塁も含めた総合力で存在感を示した。打率は.280、長打率は.570で、本塁打以外の攻撃面でも安定した数字を残している。

両者の比較で重要なのは、45本という同じ結果に至るまでの過程だ。シュワーバーは本塁打と四球を生み出す力に優れ、クロウ=アームストロングは本塁打に加えて安打、盗塁、得点創出でも貢献した。単純に「どちらが優れた打者か」と決めるより、長打力を評価するのか、攻撃全体への貢献を評価するのかによって見方が変わる。

なお、ここで扱うランキングはレギュラーシーズンの成績だ。ポストシーズンの本塁打は別集計となるため、年間の本塁打王を確認するときは両者を混同しないことが大切だ。出典:MLB.com「2026 MLB Player Hitting Stat Leaders」、Baseball-Reference「2026 Major League Baseball Batting Leaders」

【本塁打数と打点を比較】2026年の上位打者は誰が最も得点に貢献したのか

本塁打数と打点を並べると、ランキングの見え方は変わる。2026年は、45本のクロウ=アームストロングが107打点、同じ45本のシュワーバーが97打点。43本のアロンソは113打点を記録し、本塁打数で上位2人を下回りながら、打点では上回った。

以下は、2026年のレギュラーシーズン終了時点の主要打者と日本人選手の成績を整理した比較表だ。チーム略称は、CHCがシカゴ・カブス、PHIがフィラデルフィア・フィリーズ、BALがボルティモア・オリオールズ、CWSがシカゴ・ホワイトソックス、TORがトロント・ブルージェイズ、LADがロサンゼルス・ドジャースを指す。

選手 所属 本塁打 打点 注目ポイント
ピート・クロウ=アームストロング CHC 45本 107 41盗塁、打率.280
カイル・シュワーバー PHI 45本 97 220三振、長打率.503
ピート・アロンソ BAL 43本 113 上位2人を上回る打点
ヨルダン・アルバレス HOU 42本 106 打率.316、OPS 1.033
ジュニア・カミネロ TB 42本 101 162試合出場
マット・オルソン ATL 41本 93 長打率.502
ハンター・グッドマン COL 41本 88 138試合で41本
ベン・ライス NYY 41本 97 長打率.534
ラファエル・デバース SF 37本 98 37本塁打、98打点
村上宗隆 CWS 35本 77 MLB初年度に35本
岡本和真 TOR 33本 92 MLB初年度に33本
大谷翔平 LAD 30本 81 打率.275、OPS .889

出典:MLB.comの2026年打撃成績、Baseball-Referenceの2026年打撃リーダー集計。数値はレギュラーシーズンの成績。

アロンソが113打点を記録した背景を考えるうえで重要なのは、打点が本人の本塁打数だけで決まる指標ではないことだ。打順、前の打者の出塁、走者を置いた場面での打撃、犠牲フライなど、さまざまな要素が打点に影響する。ソロ本塁打を何本打っても、それだけでは走者を複数返す打撃と同じ打点にはならない。

また、打点が多いことと、打者個人の能力が必ずしも比例するわけでもない。チームの出塁力や打順によって得点機会は変わるためだ。選手の攻撃力をより詳しく知りたい場合は、本塁打と打点に加えて打率、出塁率、長打率、OPS、四球、三振なども合わせて確認したい。

【日本人選手の2026年ホームラン数】村上宗隆35本、岡本和真33本、大谷翔平30本

2026年の日本人打者では、村上宗隆が35本塁打、岡本和真が33本塁打、大谷翔平が30本塁打を記録した。3人とも30本の大台に到達した点は、今季のMLBを振り返るうえで見逃せない。

村上はシカゴ・ホワイトソックスでレギュラーシーズン127試合に出場し、35本塁打、77打点、打率.207、出塁率.347、長打率.478を記録した。アメリカでの初年度から35本を放ち、本塁打ランキングでも上位に入った。一方、196三振という数字もあり、長打力を生かしながら、MLB投手の球質や配球に対してコンタクトを安定させることが今後の課題となる。

トロント・ブルージェイズの岡本は156試合で33本塁打、92打点、打率.232、長打率.452を記録した。三塁を主戦場としながらシーズンを通して出場し、30本塁打を超えたことは大きな成果だ。村上と比べると本塁打数は2本少ないものの、打点は15多く、チームの得点機会に応じた貢献が数字に表れている。

大谷はロサンゼルス・ドジャースで30本塁打、81打点、打率.275、OPS .889をマークした。投手としても登板した2026年は、打者としての本塁打数だけでシーズン全体を評価することはできない。打撃と投球を兼ねる選手の価値は、野手の本塁打ランキングとは別の角度からも考える必要がある。

3人の成績を比較する場合、単純な本塁打数の順位だけで優劣を決めないことが重要だ。村上は35本の長打力、岡本は33本塁打と92打点、大谷は30本塁打に加えた高い打率と二刀流の役割というように、それぞれ異なる強みを持つ。打率やOPSを含めて評価すれば、同じ30本以上でも打撃の特徴が見えてくる。

出典:MLB.comの選手別公式成績、Baseball Savantの2026年打撃データ。

【MLBホームランの飛距離と打球速度】本数だけでは分からない一発の質

ホームランを評価する際に、本塁打数と並んで注目されるのが飛距離と打球速度だ。2026年のStatcast関連データでは、最長本塁打の飛距離として474フィートが記録されている。メートル換算では約144.5メートルに相当する。打球速度では、フェルナンド・タティスJr.が115.7マイル毎時、約186.2キロ毎時の最大値を記録している。

ただし、最長飛距離と最大打球速度は別の指標だ。強く打球を飛ばしても、打球角度や風向き、気温、球場の形状などによって飛距離は変わる。逆に、打球速度が最高値に届かなくても、打球角度や打球方向が適切ならスタンドまで届くことがある。

MLBで使われるStatcastは、打球速度や打球角度、推定飛距離などを測定し、従来の打撃成績では捉えにくかった打球の質を分析するための仕組みだ。打球速度はバットに当たったボールの初速を示し、飛距離は打球がどこまで飛んだかを示す。いずれも本塁打数とは異なる情報を与える。

本塁打王争いを分析するときも、この違いは重要だ。年間45本を打った選手が必ずしも最長飛距離の記録を持つとは限らない。本塁打数はシーズンを通じた生産性、飛距離は一打の到達距離、打球速度はインパクトの強さを示す。それぞれを分けて見ることで、長打力の特徴をより具体的に把握できる。

なお、飛距離や打球速度のデータは、計測条件や集計対象によって表示が異なる場合がある。比較するときは、同じシーズン、同じリーグ、同じStatcast指標を基準にすることが望ましい。

出典:MLB公式のStatcast Leaderboard、2026年のホームラン飛距離集計。

【MLB歴代ホームランランキング】バリー・ボンズの73本と通算762本は別格

2026年の45本塁打という数字を歴史的な記録と比較するなら、バリー・ボンズの存在は欠かせない。ボンズは2001年に73本塁打を放ち、MLBのシーズン最多本塁打記録を樹立した。2026年の本塁打王と比較しても28本の差があり、シーズン記録の高さを実感できる。

シーズン最多本塁打の歴代上位には、1998年に70本を記録したマーク・マグワイア、同年に66本を打ったサミー・ソーサ、1999年に65本を記録したマグワイアらが並ぶ。加えて、アーロン・ジャッジは2022年に62本、カル・ローリーは2025年に60本を記録した。2026年の45本は高い水準ではあるものの、60本以上の歴史的なシーズン記録とは明確な差がある。

一方、通算本塁打ランキングは、1シーズンの爆発力ではなく、長年にわたって本塁打を積み重ねた実績を示す。2026年時点のMLB通算記録では、ボンズが762本で歴代1位、ハンク・アーロンが755本で2位、ベーブ・ルースが714本で3位。アルバート・プホルスが703本、アレックス・ロドリゲスが696本で続く。

シーズン最多記録と通算記録を混同しないことも大切だ。1年に73本を打つことと、20年以上のキャリアで762本を積み重ねることでは、求められる能力も意味も異なる。シーズン記録は瞬間的な圧倒的生産力を、通算記録は長期間にわたる実績と継続性を表している。

大リーグ本塁打ランキングの推移を見ると、1990年代後半から2000年代初頭には60本を超えるシーズンが複数生まれ、その後もジャッジやローリーのように60本台に到達する打者が登場している。ただし、シーズンごとの球場環境、ボール、打撃アプローチ、試合数などの条件は異なるため、本塁打数だけで異なる時代の打者を単純比較することには限界がある。

出典:MLB.com「Most Home Runs in a Single Season」、Baseball-Reference「Single-Season Leaders & Records for Home Runs」「Career Leaders & Records for Home Runs」。

【プロの結論】2026年のホームランランキングを正しく読み解く判断基準

2026年のランキングから得られる最大の教訓は、本塁打数を出発点にしながら、打点、出塁率、長打率、走塁、出場試合数へと分析を広げることだ。45本という数字だけならシュワーバーとクロウ=アームストロングは同じ評価になるが、107打点と41盗塁を記録したクロウ=アームストロング、長打力と四球獲得能力に特徴のあるシュワーバーでは、チームへの貢献の形が異なる。

また、アロンソの43本塁打、113打点という成績は、本塁打王を逃しても打点で大きな価値を残せることを示している。本塁打数の順位だけを見て選手の攻撃力を決めつけるのではなく、走者を返す力や出塁能力も含めて判断することが必要だ。

日本人選手についても同様だ。村上の35本、岡本の33本、大谷の30本は、いずれも長打力を示す重要な成果である。しかし、三振数、打率、OPS、出場試合数、守備や投球の役割まで考慮すれば、それぞれのシーズンの意味はさらに明確になる。

来季以降の本塁打王争いを追うときは、次の3点を意識したい。第一に、ランキングがレギュラーシーズンかポストシーズンかを確認すること。第二に、本塁打数と打点を分けて比較すること。第三に、飛距離や打球速度を使う場合は、Statcastの同一条件のデータを参照することだ。この基準を押さえておけば、単なる本数の順位表から一歩踏み込んだ分析ができる。

【大リーグホームラン】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年の大リーグホームラン王は誰ですか? A1:レギュラーシーズンはカイル・シュワーバーとピート・クロウ=アームストロングが45本で並んだ。両者が2026年の本塁打ランキングのトップに立っている。

Q2:2026年の日本人選手のホームラン数は何本ですか? A2:レギュラーシーズンの成績は、村上宗隆が35本、岡本和真が33本、大谷翔平が30本。3人とも30本以上を記録した。

Q3:ピート・アロンソの2026年の本塁打数と打点は? A3:アロンソは43本塁打、113打点を記録した。本塁打数では3位だったが、打点では45本のシュワーバーとクロウ=アームストロングを上回った。

Q4:MLBのシーズン最多本塁打記録は何本ですか? A4:バリー・ボンズが2001年に記録した73本が歴代最多。アーロン・ジャッジの2022年62本や、カル・ローリーの2025年60本も歴史的な記録として知られている。

Q5:MLBの通算最多本塁打記録は何本ですか? A5:バリー・ボンズの762本が歴代1位。2位はハンク・アーロンの755本、3位はベーブ・ルースの714本となっている。

Q6:ホームランの飛距離と打球速度は何が違いますか? A6:飛距離は打球が飛んだ距離、打球速度はバットに当たった直後のボールの速度を示す。飛距離は打球角度や環境にも左右されるため、両者は別々の指標として比較する必要がある。

2026年の大リーグホームランランキングは、シュワーバーとクロウ=アームストロングが45本で並び、アロンソが43本で追う展開となった。日本人選手では村上宗隆35本、岡本和真33本、大谷翔平30本と、3人がそろって30本の大台に到達した。

歴代記録に目を向ければ、ボンズのシーズン73本塁打と通算762本塁打は、今なおMLBを代表する記録だ。2026年の本塁打王争いは、この歴史的な数字に挑むためにどれほどの長打力が必要なのかを考える機会にもなる。

ランキングを正確に読み解くには、本塁打数だけでなく打点、打率、OPS、走塁、飛距離、打球速度を組み合わせて評価することが欠かせない。数字を一つずつ比較することで、首位争いの面白さだけでなく、各打者の持ち味やチームへの貢献も見えてくる。2027年のシーズンでも、歴代記録との距離と新たな強打者の台頭に注目したい。

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